美術手帖 2019年6月号

大量消費社会と好景気、そして原発事故やエイズの脅威──楽観主義と閉塞感が同居した80年代は、美術の領域でも、抑圧からの解放と未来の可能性を夢みて、ジャンルや枠組みを越境しながら新しい表現を生み出そうとするエネルギーが渦巻いていた。

本特集ではこうした傾向が際立った80年代前半のアートシーンを中心に、同時代の思想や文化との影響関係も概観しながら表現者たち一人ひとりの静かな闘争に迫りたい。

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