「配色」という概念が一般に認識されていなかった
大正~昭和初期において、いち早く色彩の必要性に着目し、
『配色総鑑』(全6巻・1933年~)を編纂した和田三造。
それは、わが国の色彩文化のさきがけとも言うべきもので、
具体的な配色パターンを表した画期的な「配色見本帖」でした。
本書は名著「配色総鑑」を新装・改訂版として復刻。
収録された配色は、大正・昭和の資料のみならず、
現代においても活用できる普遍的な感性が読み取られます。

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