純喫茶の第一人者による、名店のあまいものを巡る探訪記

全国1,700軒以上の純喫茶に通い詰めた著者の審美眼、愛のあふれる文章、美しい写真で
純喫茶の魅力を綴ります。

パフェ、ゼリー、プリン、トースト、ホットケーキ、飲み物など、あまいものを切り口に、
東京近郊にある名喫茶30店をご紹介。

丹念な取材により、メニューの誕生秘話から材料、作り方、店主の人柄や美学を探究。
お店の外観、内装、調度、食器なども考察しています。

新装版にあたり、惜しまれつつも歴史を閉じたお店についてのミニコラムを収録。

「少し疲れて一人でいたいときも、
大切な人たちと過ごすひとときも、
いつだって一口食べるとたちまち頬がゆるむ「あまいもの」は、
気持ちをふわりと落ち着かせてくれる小さな魔法のようです」
(「はじめに」より)

曽我部恵一氏も推薦!
「コーヒーと恋愛とスイーツがともにあればいいね」

 

*本書は『純喫茶とあまいもの』(2018年7月刊行)の新装版です。

 

難波 里奈(ナンバ リナ)
「昭和」の影響を色濃く残すものたちに夢中になり、当時の文化遺産でもある純喫茶の空間を、日替わりの自分の部屋として楽しむようになる。時間の隙間を見つけては日々訪ね歩いたお店の情報を発信。『純喫茶とあまいもの』シリーズ(誠文堂新光社)や『文庫版 純喫茶コレクション』(河出書房新社)など著書多数。純喫茶の魅力を広めるため、マイペースに活動中。