築地とか市場に抱くぼんやりとしたイメージを自分の目で確かめたいと思って河岸に通い続けた。
毎回同じ地点でその様子を覗き見し、シャッターを押すだけ。
青空、土砂降り、雪と変化する背景の中で、
人生が刻み込まれた沢山のいい顔がありました。
通うたびに好きになっていった、ここに集ういかした人たちをどうにか残しておきたくてこの写真を撮りました。 - 沼田学

A4上製本 限定300部

移転問題で注目が集まる築地市場ですが、カメラマン・沼田学の心を奪ったのは働く人たちの「顔」
ターレーを乗り回すイカした佇まいと人生が刻み込まれたいい顔満載のポートレート集。

 

沼田学
ぬまた まなぶ 北海道生まれ。会社員、バンドのローディー、肉体労働など思い切り遠回りをし独立。雑誌、書籍、広告、web、ムービーなどでアンダーグラウンドな文化をドキュメントすることに軸足をおき、幅ひろく活躍中。
リリカルスクール、神聖かまってちゃん、鉄割アルバトロスケットなどのライブ、ジャケット、舞台写真を手がけるほか、 歌舞伎町のホストクラブの集合写真「指名アリ」、花街を取材した「赤線」、白目のポートレート「界面をなぞる」などのシリーズが各種メディアで紹介され注目を浴びている。