一回だけの人生だけど、一回じゃない。

「やさしい子らよ」と「ちちはは」はつながっている。
読後に、今迄に感じたことのない大きな安心が読者を包む。

詩は三好達治賞など数多くの受賞歴に輝く現代詩人の池井昌樹。

ひらがなでうたう詩は命の奥底からの声。写真は植田正治。
戦前戦後を通じて鳥取島根で活躍。「植田調」といわれる作品は植田だけの世界。何気なくて深い。世界で高く評価されている。

ことばと写真の奇跡の出会いで生まれた家族のものがたり。支持され続けてロングセラー。