夜の首都高、東京タワーとスカイツリー、トーキョー・ピープルの日常と非常事態。この街でシャッターを押し続けてきた蜷川実花が、いま世界に発信する幻の2020年東京のルポルタージュ。

TОKYОの日常と非常事態、
79人のトーキョー・ピープル、
幻の2020年東京のルポルタージュ。

極彩色の首都高、東京タワーとスカイツリー、79人のトーキョー・ピープル、そしてTOKYOの日常と非常事態……。移ろいゆく街で30年間シャッターを押し続けてきた蜷川実花が、いま世界に発信する幻の2020年東京のルポルタージュ。90年代と現在の都市の横顔が交錯し、変わりゆくものと変わらないものが織り交ざり、この場所の過去と未来が浮かび上がる、空前絶後の芸術写真集。

 

■ 著者略歴
写真家、映画監督。
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映画『さくらん』(2007)、『ヘルタースケルター』(2012)監督。映像作品も多く手がける。2008年、「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回。2010年、Rizzoli N.Y.から写真集を出版、世界各国で話題に。2016年、台湾の現代美術館(MOCA Taipei)にて大規模な個展を開催し、同館の動員記録を大きく更新した。 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任。