色鮮やかでありながら、どこか郷愁とおかしみをたたえる香港製の雑貨の数々。

ファンやコレクターも多い香港雑貨ですが、実は最近は純粋なMade in Hongkongものは出合いにくくなっており、中国製造のヴィンテージまたはアンティークが混ざっているなどが現状です。本書では、希少になり始めている人気のMade in Hongkong雑貨を中心に、さまざまな雑貨を豊富な写真で紹介するとともに、年々減少の一途をたどる作り手にもインタビューを敢行し、雑貨の魅力に多面的に迫ります。
著者は香港在住のベテランフォトグラファーで、自身が雑貨のコレクターでもあります。著者が雑貨を通して見てきた香港の過去と今、そして雑貨を後世に残すことで開けていくであろう未来を感じていただければと思います。