現在ではほとんど見ることができなくなった、昭和時代のバスにフォーカスする一冊。バス事業が大変革期であった1970〜80年代を中心に、全国各地で運行していた車両をバス会社別に網羅的に紹介、豊富な写真とともに振り返ります。メーカーや車種も種々ありますが、地域や会社によってバスのカラーリングやデザインが様々であり、その多様性も面白いところです。
昭和の街をバスが走る風景や車内の様子、趣あるバス停などなど、子どもの頃乗ったバスを思い出すようなノスタルジー感いっぱいの一冊となります。バスファンにとっても嬉しい、“昭和バス"の貴重な資料としても!

【構成】
●巻頭特集 国鉄バス
●第1章 北海道・東北の懐かしバス
●第2章 関東の懐かしバス
●第3章 中部・北陸の懐かしバス
●第4章 関西の懐かしバス
●第5章 中国・四国の懐かしバス
●第6章 九州の懐かしバス
●各種コラム ……etc.

【著者】
加藤佳一
1963年東京都生まれ。86年にバス専門誌『バスジャパン』を創刊。93年から「BJハンドブックシリーズ」の刊行を続け、バスに関する図書を多数執筆・監修。