これまでの「いちのひ」作品も含めた10年間の写真から55点をセレクトしまとめた写真集です。

編集は街道・尾仲浩二さんと、in)(between galleryのルイージさんにご協力いただきました。

デザインは、これまで「いちのひ」小冊子や、展示DMデザインを長年お願いしてきたMo better designの中村健さん。(表紙には銀の箔押しが入ります)

これまでの「いちのひ」をご覧いただいてきたみなさまにも、新しい写真集としてお楽しみいただけると思います。

 

「いってらっしゃい」と見送ってくれる母、
毎日のように通る駅前の道が、リズムのようにフィルムに写る。
職場までの通勤時間、帰りの電車内。
前を歩く人に自分を投影し、シャッターを切る。
そしてフィルムがたまれば、お風呂場で現像、自分の部屋を暗室にしてプリント。それを繰り返す。

気がついたら、10年の時が過ぎていた。
25歳から、変わらないことと、変わったことが入り混じる。
当然のように通っていた場所が、もう行けない場所になり、もう会えなくなった人もいる。
緊張していた場所が、癒しの場所になり、一緒に時間を過ごすことが当たり前になった人もいる。
今こうして写真を見ると、日々の変化を改めて思い知らされる。
それが、写真の力だとも思う。

ー 写真集「since I was 25」あとがきより