『東京の恋人』に連なる待望の一冊!

笠井爾示が2017年以降に撮影した部屋、街、そして女性。
日々、変化していく東京という都市を、
ヌードになった女性たちを、
日記のように撮りためた写真集。

そのプライベートな視線は、
都市に生きる人々の生々しい欲望のかたちを見せる一方で、
他者としての存在を感じさせない表情も捉えている。
総ページ数384ページ、約380点の圧倒的なボリュームで展開する。

 

【著者について】 笠井爾示(かさい・ちかし)
写真家。1970年東京生まれ。多摩美術大学卒業。1995年に初の個展「Tokyo Dance」を開催。写真家ナン・ゴールディンに見出され、1997年に同名の写真集を新潮社より出版。以降、音楽、ファッション、カルチャー誌など、エディトリアルの分野で活躍。 CD ジャケットやグラビア写真集も数多く手がける。主な写真集に『Tokyo Dance』(新潮社)、『Danse Double』(フォトプラネット)、『波珠』(青幻舎)、『KARTE』(Noyuk)、『東京の恋人』(玄光社)、『となりの川上さん』(玄光社)『七菜乃と湖』(リブロアルテ)などがある。