$20.01
- Softcover
- 142 pages
- 180 x 258 mm
- Japanese
- Jun 2024
立体イラストで、さまざまな建物の歴史・変遷を大解剖!
「建物種類ごと歴史図鑑」
住宅や寺院、神社、学校、商業施設、劇場、映画館、動物園、水族館、消防施設、刑務所、酒蔵、などなど。
気になる「あの建物」の起源から現代までの変遷を、時代ごとに立体イラストで図解します。
本来はどのような目的で建てられたのか。時代の流れのなかで何がどのように変容し、
あるいは、そのまま変わらずに、現在の“かたち”に至ったのか。
そして、その時々で人々の暮らしにどう関わってきたのか。
建物のルーツを知り、時代とともにどのような変遷を辿ったのかを学べば、
設計の新しいアプローチが見つかること間違いなし!
日本建築史を楽しく学ぶための入門書としても、創作資料としてお役立ちの1冊です。
-----目次-----
・自然崇拝を起源にさまざまな社殿建築が発展 神社
・信仰のかたちが変われば、寺院のかたちも変わる 寺院
・生産効率を求めて大型化・高層化・機械化が進んだ 酒蔵
・仮設舞台を経て舞台芸術専用の施設へと発展 劇場
・蒸気浴から湯浴へ日本独自の建築が発展 銭湯
・教育制度や建設技術の変遷に沿って校舎が進化する 学校
・行楽地・復興事業・防災拠点。さまざまな経緯から生まれた 公園
・人の移動により栄え、都市計画の核であり続ける 駅
・海運・内陸水運が栄え、鉄道発達、後にトラックの時代へ 物流施設
・日本の経済成長とともに多様な進化を遂げた 宿泊所
・市、「みせ」から施設自体のブランド・観光地化が進み続ける 商業施設
・重厚・堅牢な石造からシンプルで開放感のあるつくりに 銀行
・技術の進展によって上映形態と楽しみ方が変化 映画館
・私的な書庫からだんだんと大型化、街の拠点へ 図書館
・寺社での展示空間から開放的でインタラクティブな装置へ変化 美術館
・物産会から資料の収集・整理・研究・公開の場へ 博物館
・見世物から娯楽施設を経て、学習と保護の場へ 動物園
・小規模施設から本来の生態を伝える展示に 水族館
・緊急招集部隊から常設の組織に 制度化された消防は江戸期由来 消防施設
・医療技術の発展とともに建築も変化してきた 病院
・受刑者を監視しつつ守るため堅牢性が重視される 刑務所
・西洋の技術を導入し発展 機械化を経て労働環境の整備へ 工場
・組織図に基づく固定レイアウトから柔軟でオープンな空間へ オフィス
・100尺規制の撤廃を皮切りに、300m超えのスーパートールへ 超高層ビル
・軍事用の無線塔から街を見下ろす展望台へ 電波塔
・軍事施設としての歩みは止まり、地域のシンボル、観光資源に 城
・変わり続ける住まいのかたち 戸建住宅
・住戸数の確保と生活の質の向上を同時に進めた 集合住宅
・いつの時代も憩いと挑戦がキーワード 別荘
・権力者たちの広壮な住宅に現代も続く壮麗さへの憧れを見る 邸宅
・COLUMN
境内のつくり
鉄道ビジネスの源流となった駅
火災報知機の登場
展望台に上る観光客のためにエレベータが登場
トイレの変遷