東京オリンピックに向け、注目が集まる“昭和"という時代。
高度成長期という特別なその時代ならではの、匂い、空気を
たっぷりと感じられる、建築さんぽ本ができました!

元祖タワマン、昭和最先端ワンルーム、宇宙船のような丸窓、職人技が光るタイル…
昭和の匂いを色濃く残す、ビルやマンション。
高度成長期に生まれた、カッコイイ愛すべきビルやマンションの
建て壊しが激しく進む…!
“本物のモダン"を感じる、今こそ見るべき、東京の名建築48選。

 

【目次】

エリア1 丸の内・日比谷・新橋エリア
新橋駅前ビル1・2号館
ニュー新橋ビル
有楽町ビル
新有楽町ビル
国際ビル
新東京ビル
帝国劇場
日本生命日比谷ビル 日生劇場
千代田区立日比谷図書文化館
NTT霞が関ビル
NTT日比谷ビル
ヤクルト本社ビル
静岡新聞・静岡放送東京支社ビル
中銀カプセルタワービル
カーサ相生

エリア2 渋谷・目黒エリア
目黒区総合庁舎
東京さぬき倶楽部
秀和青山レジデンス
乃木會舘
日本基督教団東京山手教会
ビラ・ビアンカ
ビラ・セレーナ
ビラ・モデルナ
フロムファーストビル
国際文化会館
代官山ヒルサイドテラス
カトリック目黒教会/聖アンセルモ教会

エリア3 上野・皇居周辺エリア
パレスサイドビルディング
宮崎県東京ビル
国立西洋美術館
東京文化会館
アンスティチュ・フランセ東京
アテネ・フランセ
国立国会図書館
千鳥ヶ淵戦没者墓苑

エリア4 新宿・四谷エリア
カトリック東京カテドラル関口教会
安与ビル
麹町ビル
紀伊國屋ビルディング
珈琲ロン

エリア5 世田谷エリア
駒沢オリンピック公園 体育館・管制塔
駒沢陸上競技場
ゆかり文化幼稚園
駒沢大学深沢キャンパス洋館
満願寺

年表

 

【著者】

倉方俊輔 Shunsuke Kurakata
東京都生まれ。大阪市立大学准教授。
建築史の研究や批評に加え、建築公開イベント「イケフェス大阪」の実行委員を務めるなど、建築と社会を近づけるべく活動中。
『東京レトロ建築さんぽ』、『東京建築ガイドマップ』(以上、共著・小社刊)、『東京建築 みる・あるく・かたる』(共著・京阪神エルマガジン社)、『ドコノモン』(日経BP社)など著者多数。

下村しのぶ Shinobu Shimomura
北海道生まれ。写真家。
ポートレート、雑貨や料理、そしてビルまで、雑誌、書籍、広告等で幅広く活躍中。
写真展も定期的に開催。著書に『東京レトロ建築さんぽ』(共著・小社刊)、『おばあちゃん猫との静かな日々』(宝島社)がある。
好きなモダン建築は、パレスサイドビルディングとアンスティチュ・フランセ東京。