大好評につき、東京のモダン建築をさらに追加取材した増補改訂版!
“本物のモダン"を感じる、今こそ見るべき、東京の名建築48選。

元祖タワマン、昭和最先端ワンルーム、宇宙船のような丸窓、
職人技が光るタイル、昭和の匂いを色濃く残す、ビルやマンション。
高度成長期に生まれた、カッコイイ愛すべきビルやマンションの
建て壊しが激しく進む…!
昭和の高度成長期という特別なその時代ならではの、
匂い、空気をたっぷりと感じられる、建築さんぽ本。
改訂版では、モダニズムの巨匠・前川國男が設計した、
紀伊国屋書店新宿本店の改修の裏話を収録しています。

【著者】
倉方俊輔 Shunsuke Kurakata
東京都生まれ。大阪公立大学教授。建築史の研究や批評に加え、
「東京建築祭」実行委員長、「イケフェス大阪」「京都モダン建築祭」実行委員
を務めるなど、建築と社会を近づけるべく活動中。
『東京レトロ建築さんぽ』『東京建築ガイドマップ』(以上、共著・小社刊) 、
『東京建築 みる・あるく・かたる』(共著・京阪神エルマガジン社)など著書多数。

【写真】
下村しのぶ Shinobu Shimomura
北海道生まれ。写真家。ポートレート、雑貨や料理、そしてビルまで、雑誌、
書籍、広告等で幅広く活躍中。写真展も定期的に開催。
著書に『東京レトロ建築さんぽ(』共著・小社刊)、『おばあちゃん猫との静かな日々』
(宝島社)がある。好きなモダン建築はパレスサイドビルディングと東京日仏学院。