大正、昭和の描き文字図案集復刻シリーズ第2弾

デザイン史のなかでも多く語られることがなかった「描き文字」。
コンピューターも、写植もなく、まだタイポグラフィやレタリングといった表現が日本で確立する以前の20世紀初頭、
商業美術というカテゴリーで活躍した図案家たちは様々な媒体(ビラ・チラシ、看板、ポスターなどに)に合わせて、
ひと文字、ひと文字、手仕事による「描き文字」を制作していました。
それらは、現代のタイポグラフィとは異なる、オリジナリティと力強さにあふれ、一度目にしたら忘れられない存在感を主張します。

図案家たちの自由で奇抜な発想から生み出された、描き文字500点以上を収録!
書体やロゴ制作のアイデアの源にも!

寄稿:大原 大次郎

*本書は、『実用図案文字と意匠』(大正15年刊、姉崎正広編)の実用図案文字を完全収録し再構成しました。

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