創造し続けるコシノヒロコ、84年の集大成!
国際的ファッションデザイナーのコシノヒロコは、1937年、大阪・岸和田に生まれ、現在は兵庫・芦屋に暮らしています。父は紳士服の仕立て職人、母は兵庫・加西の呉服商の出身で、洋装店を営んでいました。「ファッション」や「デザイン」といった言葉が定着する以前から、着るものの持つ力を実感してきたデザイナーです。
3歳の頃に祖父と見た歌舞伎は、コシノの人生を変えるような出会いでした。また、自らの原点を、母が買ってくれたパステルだったと語ります。色鮮やかな世界に魅せられ、中学に上がる頃には、画家になるという夢を抱きます。高校卒業後、上京して文化服装学院でスタイル画を学び、卒業後はオートクチュールのアトリエを構えました。1978年、日本人として初めてローマのアルタモーダに参加し、パリや上海など世界各地でショーを開催。これまで45年にわたって、毎年2回、新作を世に送り出してきました。HIROKO KOSHINOのファッションの中で東西の文化が混ざり合い、根底には日本文化が息づいています。
人間を、年齢や性別、国籍や民族、社会的地位を超えるものとしてとらえ、個としてのアイデンティティーを重視するコシノは、クリエイターとしての活動の中で、既存の枠組みにとらわれない独自性を追求し続けてきました。そのことが彼女の今日的な人気の源となっています。
コシノは芦屋に建つ安藤忠雄設計の自邸に30年以上住み、創作活動を続けてきました。本書では、歴代コレクションで発表された洋服、コシノが心血を注ぎ続け、そのデザインの着想源ともなっている絵画、若手アーティストとのコラボレーションなどを通して、コシノヒロコの仕事の全貌に迫ります。

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