祖母と従兄弟、二人が生きた時間を写真で紡ぐ

写真家・吉田亮人は、宮崎県の田舎町に二人で暮らす祖母と従兄弟の日常を撮りつづけてきた。互いを支え合いながら流れてゆく、ささやかながらもかけがえのない時間は、ある日突然、思いもかけない形で結末を迎える。
本作はKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017のメインプログラムのひとつとして展示され、多くの来場者の心を打った。111冊限定で刊行された私家版写真集を元に、新たに編みなおした待望の一冊。

  • KYOTOGRAPHIE 2017 メインプログラム作品
    *シンガポール国際写真フェスティバル 2018 参加作品

 

吉田亮人(よしだ・あきひと)

1980年宮崎県生まれ。京都市在住。小学校教員を経て2010年よりフリーの写真家として活動。バングラデシュの肉体労働者を取材し、2014年に私家版写真集『Brick Yard』(Paris Photo – Aperture First Photo Book Awardノミネート)、2016年に私家版写真集『Tannery』を出版。主要雑誌に作品を発表すると共に、写真展も精力的に行う。2017年8月、自身の祖母と従兄弟に関するストーリー『The Absence of Two』を私家版写真集として出版。本作はKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭(2017年)をはじめ、連州国際写真祭(2017年)シンガポール国際写真祭(2018年)などで展示される。日経ナショナルジオグラフィック写真賞ピープル部門最優秀賞(2016)、コニカミノルタ フォト・プレミオ年度大賞(2014)など、受賞多数。