雑誌『写真』(Sha Shin Magazine)vol.6は、目に見えず、触れることもできないものの、確かにそこに存在するように感じる「何か」、不可視の存在と写真の関係を考えるべく、主題を「ゴースト/Ghost」としました。

巻頭作家は、志賀理江子さんです!

不可視であるからこそ不気味で魅惑的な、現代におけるゴーストとは何なのか。写真が捉える物質的なイメージと、その背後に潜む記憶や曖昧な要素を、写真家の作品や執筆陣の論考を通して多角的に探求します。

コンテンツ一覧と、編集長の巻頭言を公式ウェブサイトに公開していますので、ぜひご覧ください。

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-Contents-

[口絵/ARTWORKS]

巻頭
志賀理江子 Shiga Lieko
「霧の中の対話:宮城県牡鹿半島山中にて、食猟師の小野寺望さんが話したこと」

阿部 淳 Abe Jun
岩根 愛 Iwane Ai
苅部太郎 Karibe Taro
永瀬沙世 Nagase Sayo
吉野英理香 Yoshino Erika

百々俊二 Dodo Shunji

[LONG ESSAY]
大山 顕「心霊写真は死んだのか?」
浜野志保「エイダ・エマ・ディーンの心霊集合写真」
北 桂樹「2000年代以降の日本の現代写真 写真の物質性」

[SPECIAL]
須田一政 Suda Issei「Temptation + 私の写真と記憶についての断片」

[SPECIAL GALLERY]
ふげん社写真賞 第三回グランプリ受賞 浦部裕紀

[CURRENT REVIEW]
飯沢耕太郎「時評 写真評論家の眼」

[INTERVIEW]
巻頭インタビュー 志賀理江子(聞き手=飯沢耕太郎)
ベルギーの日本写真専門のギャラリー「IBASHO」マルティン&アンヌマリー(聞き手=速水惟広)
KG+ SELECT2024グランプリ 劉星佑

[REPORT]
大塚 勉『TRANS-BODY』
清里フォトアートミュージアム

[SHORT ESSAY]
大西みつぐ「波間の夢「80年代」とカラー写真」

[COLUMN]
小田原のどか/石井朋彦/八木寧子/山﨑修平/マーク・ロビンソン

[MECHANISM]
座談会:赤城耕一、豊田慶記、ミゾタユキ

[PHOTOBOOK]
Hi Bridge Books/曲線/トトノエル/tata/IACK/ほんの入り口/橙書店

[EXHIBITION REVIEW]
タカザワケンジ/タシロユウキ/鳥原学/河島えみ

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